人間ドックのインバウンド需要は、どこにありますか?
訪日医療の入口として、人間ドックは特別な位置にあります。経済産業省が中国・ベトナム・インドネシアの3カ国で行った調査では、訪日して受けたい医療サービスの関心1位が、3カ国共通で人間ドック(精密健診)でした。治療目的の渡航より手前にある「健康な人の計画的な受診」であるため、対象人口が広く、リピートと家族単位の受診にもつながりやすいのが特徴です。
実際の渡航者の構成もこれを裏づけます。医療滞在ビザの国籍は中国が約65%、ベトナムが約30%を占め、2024年度にはMEJ(Medical Excellence JAPAN)の集計で、ジャパン インターナショナル ホスピタルズ加盟病院経由の渡航受診者2,099人に加え、医療渡航支援企業経由で9,552人が来日しています。国籍は中国が大多数です。中国の富裕層の間では「日本の精密健診」への信頼が口コミで広がっており、需要そのものは既に形になっています。
一方で、受け入れ側の体制は需要に追いついていません。厚生労働省の2026年調査では、外国人患者の受け入れ実績がある医療機関は54.6%にのぼるのに対し、体制の整備が完了しているのは3.9%にとどまります。経済産業省の検討会も2025年6月の中間とりまとめで、医療機関がマーケティング戦略の策定や民間事業者とのパートナーシップ構築を進められるよう伴走支援する方針を示しました。集客を専門事業者と組んで進めることは、公的に想定された選択肢です。
美容医療のインバウンドと、何が違いますか?
同じ「外国人集客」でも、人間ドックと美容医療では患者の動き方がまったく違います。美容医療はビザなしの短期観光客が主流で、滞在中の空き時間にSNSで見つけた医院を訪れる「発見型」です。対して人間ドックは、受診日を決めてから渡航する「計画型」。数週間から数カ月をかけて、母国語でコース内容・価格・設備・外国語対応を検索し、比較し、質問してから予約します。
| 項目 | 美容医療インバウンド | 人間ドック・健診インバウンド |
|---|---|---|
| 主な滞在資格 | ビザなし短期観光が主流 | 観光と併用のほか、医療滞在ビザの計画渡航 |
| 意思決定 | 滞在中の発見・即決型 | 渡航前の比較検討型(検討期間が長い) |
| 情報の入口 | SNS・口コミ | 母国語の検索・AI検索・比較質問 |
| 決め手 | 立地・空き枠・価格 | コース内容の透明性・外国語対応・信頼の根拠 |
| 集客の成否 | 露出の瞬発力 | 検索資産の厚み × 検討中の問い合わせ応対 |
この構造ゆえに、人間ドックの集客は「渡航前の母国語検索に、貴院の答えが構造化されて存在するか」でほぼ決まります。そして検討期間が長い分、問い合わせは何往復も発生します。経済産業省の資料でも「問い合わせに対する受け入れ率の低さ」が課題に挙げられており、夜間に届く中国語の質問に答えられず検討客が離脱するのは、この分野の典型的な失点です。検索資産と応対体制を同じ事業者が持つことに意味があるのは、そのためです。
集客代行の仕組み — 問い合わせから精算まで
当社の代行は、次の4段階が一つの構造として動きます。人間ドック向けには、受診日確定型という特性に合わせ、事前決済のご案内までをハンドオフに組み込む点が特徴です。
- 第1段階 — 多言語の集患資産構築 受診コースの内容・所要時間・空港や駅からのアクセス・外国語対応の範囲を、受診者が実際に使う検索語・質問に合わせて多言語ページ化し、貴院ドメインに構築します。構造化データとGoogleビジネスプロフィールの最適化、AI検索(LLMO・AIO)対策まで当社の先行投資です。
- 第2段階 — 5言語・24時間応対 WhatsApp・WeChat・LINEなど受診者の母国で使われるメッセンジャーで問い合わせを受け、コースのご案内や受診前の準備事項など、予約確定までのやり取りを母国語で担います。時差のある夜間の質問も取りこぼしません。
- 第3段階 — 予約ハンドオフ・事前決済のご案内 受診日の確定と併せて、決済条件のご案内までを当社が担い、受診情報を貴院に引き継ぎます。受診前に支払いが完了する設計にすることで、未収金リスクを入口で抑えます。
- 第4段階 — CRM基準の精算・レポート 翌月1日に委託ラインのCRM売上を1枚ご送付いただければ、翌月5日までに精算が完了します。検索順位とAI引用の計測レポートは自動でお届けします。
未収金は、外国人受け入れの現場で最も実害の大きい課題の一つです。外国人患者を受け入れた病院の15.7%が未収金を経験し、1病院あたり平均3.6件・58.3万円という調査結果があります。事前決済に馴染む人間ドックは、この課題を構造的に回避しやすい分野です。当社の報酬は貴院CRMの実決済額に対する20%ですから、未収金となった売上に報酬が発生することはありません。
国内の受診者集客にも効きますか?
効きます。当社が貴院ドメインに構築するのは「検索・AI検索で選ばれるための構造化された情報資産」であり、この方法論は受診者の国籍を問わず同じように働きます。日本の受診者も、人間ドックを選ぶときは地域名とコース名で検索し、最近ではAIに比較を尋ねます。国内の受診者集客で売上の土台を固め、インバウンドで上振れを作る — この二層構造が当社の基本設計です。国内向けの設計の詳細はクリニックの集患方法のページでご説明しています。
一つの投資が二つの受診者ラインに働くため、インバウンドの立ち上がりを待つ間も、国内ラインの新規受診者という形で検索資産の効果を確認していただけます。どちらのラインを委託対象にするかは、無料診断・ご相談時に貴院の状況に合わせて設計します。
費用はいくらですか? — 成果報酬20%のみ
費用は、貴院が当社に委託した患者ラインの売上に対して20%だけです。受診者1人あたりの紹介料ではなく、委託ライン全体の売上(貴院CRM基準の実決済額)に対する成果連動のマーケティングサービス料率で、日本の成果報酬型支援の相場10〜30%のちょうど中央値にあたります。多言語ページ制作・AI検索対策・24時間応対・計測ダッシュボードまで、すべてこの20%に含まれます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料率 | 成果報酬20%のみ(相場10〜30%の中央値) |
| 算定ベース | 委託した患者ラインの売上(CRM基準・無料診断時に設計) |
| 初期費用・月額 | 0円(制作・運用・広告費は当社が先行負担) |
| 精算 | 月次CRM売上1枚の送付 → 翌月5日までに精算(円建て国内振込) |
| 除外 | 委託ライン外の売上・非医療費 |
| 契約条件 | 非独占・中途解約自由・違約金なし |
初期費用0円で運用できる理由は、当社の収益源が成果報酬20%だけだからです。集患資産への投資は当社が先に行い、貴院に受診売上が生まれて初めて報酬が発生します。成果が出なければ当社の投資は回収できない構造なので、先払いなし・非独占・解約自由・翌月精算の4条件を、料金のご説明には常にセットで添えています。
実測データ — ソウルの2院で何が起きましたか?
当社がこの集患構造を実際に運用しているソウルの皮膚科2院(守秘義務により匿名)の実測値です。人間ドックそのものの実測ではない点は正直にお伝えします。ただし、多言語の検索資産・24時間応対・CRM精算という構造は診療分野を選ばず、外国人受け入れが年間約49万人にのぼる韓国市場で検証した方法論を、健診・人間ドックの検討行動(計画型・比較型)に合わせて運用します。
※ +200%・+186%は当社CRM集計(ソウル皮膚科2院・担当外国人売上・病院名は匿名)。円換算は1ウォン=0.105円の概算です。診療分野・地域・競合状況により、結果には差があります。数値の原本は、守秘合意のうえオンライン商談でご覧いただけます。